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公開日:2021/03/05
最終更新日:2021/03/05

男性更年期障害(LOH障害)とは?病院に行く必要はある?

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男性更年期障害(LOH障害)とは?病院に行く必要はある?

男性更年期障害(LOH障害)とは?病院に行く必要はある?更年期障害という言葉を聞くと、40~50代の女性に当てはまる症状だと思う人は少なくないでしょう。しかし、更年期は女性だけの症状ではありません。
男性にも、「男性更年期障害(LOH障害)」というものがあるのです。
この記事では、男性更年期障害(LOH障害)の原因や症状、病院に行く必要性などについて解説します。

男性更年期障害(LOH障害)とは

男性更年期障害とは、男性ホルモンが低下することで心身にあらゆる不調が出る症状です。更年期障害が起こる年齢は人によって異なりますが、一般的には40代後半以降であることが多いです。

男性更年期障害(LOH障害)の原因

男性更年期障害(LOH障害)の原因は、主に男性ホルモンの一種である「テストステロン」の低下です。

テストステロンとは、筋肉や骨の発達を促進したり、内臓脂肪を抑えたりする作用のあるホルモンです。また、判断力・記憶力などを高めたり、免疫力をキープしたりする作用があります。
さらに、精子を作り性欲を向上させるのも、テストステロンの働きによるものです。したがって、男性にとって非常に重要なホルモンだといえるでしょう。
そのテストステロンの分泌が減ると、男性的な体を作る働きや認知能力を高める働きが低下し、心身に不調が現れるという仕組みです。

では、なぜテストステロンが減少するのでしょうか。その大きな原因として考えられるのが、加齢です。テストステロンの分泌量は20代がピークで、その後徐々に低下します。
さらに、加齢のほかに以下の要素も大きく関係しています。

・ストレス
テストステロンは、リラックスした時や楽しい気分の時に多く分泌されます。それゆえ、ストレスを感じている時は分泌量が少なくなります。
男性更年期障害(LOH障害)になりやすい年齢は、仕事で責任のある業務を任されるような年代です。昇進して責任感が大きくなることも考えられるでしょう。
そのため40代後半からはストレスを感じる方が多く、テストステロンが低下しやすくなります。

・不規則な生活習慣
テストステロンの分泌には、生活習慣が大きく関係します。質の悪い睡眠やバランスの悪い食事などを続けていると、分泌量はどんどん減っていくでしょう。寝不足が1週間続くだけで、テストステロンは15%も減少するといわれています。

・運動不足
適度な運動を行うと筋肉に刺激が与えられ、テストステロンが分泌されやすくなります。
一方で運動不足が続くと、脳が「テストステロンを分泌する必要がない」と判断するのです。

加齢に加えて、以上のような原因によりテストステロンの量は減少します。そして、テストステロンの低下によって男性更年期障害(LOH障害)になります。
したがって、男性更年期障害(LOH障害)の症状を改善させるためには、テストステロンの分泌量を増加させることから始めなければいけません。

男性更年期障害(LOH障害)の症状

男性更年期障害(LOH障害)になると、以下のような症状が現れます。思い当たるものがないか確認してみてください。まずは、体に現れる症状を解説します。

・体がほてる
体がほてって夏場以外でも暑い、冷房が効いている室内にいても汗が止まらないなどの症状です。顔がほてることもあります。

・筋肉痛や関節痛
肩こりや腰痛がひどくなった、手足が痛いなどの症状が現れます。疲れやすくなることも多いでしょう。

・肥満
肥満やメタボリックシンドロームになることは少なくありません。体重の増加が著しい場合は、男性更年期障害(LOH障害)を疑うことをおすすめします。

・頻尿
年をとると頻尿になりやすいですが、それは男性更年期障害(LOH障害)によるものかもしれません。トイレに行く回数が増えた場合や、尿意によって睡眠中に起きてしまうといった場合は、注意しましょう。

・性欲の減退
体がほてる、筋肉痛になりやすいといった症状は、女性の更年期障害でもよく現れます。しかし、男性特有の症状も存在します。
それが、性欲の減退です。勃起力が低下し、EDになるケースも少なくありません。

心に現れる症状としては、以下のようなものがあります。
・イライラする
無性にイライラしてしまう、家族や部下に当たることが増えた。このような症状があると、自分のことを責めてしまうかもしれません。
しかしそのイライラは、男性更年期障害(LOH障害)によって引き起こされていることが考えられます。

・不安感
はっきりとした理由はなく不安に襲われる、夕方になると孤独を感じるといった不安感も、症状の1つです。
不安感を放置して症状が悪化すると、うつ症状が現れることもあるでしょう。

・集中力や記憶力の低下
以前よりも仕事に集中できない、よく物忘れをするなどの症状です。記憶力の低下は、他の病気が原因の場合もありますが、男性更年期障害(LOH障害)の可能性も否定できません。

・意欲の低下
40代後半くらいから趣味にあまり興味がなくなった、何事にも意欲的になれないといった症状がある方は、男性更年期障害(LOH障害)を疑いましょう。

以上のような心身の症状が現れると、体も心もしんどくなってしまいます。原因が分からなければ、より不安に感じる方が多いでしょう。
「年齢によるものだから仕方ない」、「疲れているだけ」と思って放置する方もいますが、それは危険です。

なぜなら、テストステロンの減少を放置していると、大きな病気に繋がることが考えられるからです。
たとえば血流を促進する働きが弱まることで、心筋梗塞や狭心症、脳卒中などのリスクが高まります。認知機能を維持する働きが弱まれば、認知症のリスクが高まるでしょう。
男性更年期障害(LOH障害)は、ただの加齢による症状ではないのです。そのため、少しでも心当たりがある場合は、早めに対処してください。

男性更年期障害(LOH障害)の予防と改善方法

では、男性更年期障害(LOH障害)は予防できるのでしょうか。また、すでに症状が出ている場合は改善できるのでしょうか。
ここからは、男性更年期障害(LOH障害)の予防・改善方法についてご紹介します。

男性更年期障害(LOH障害)の予防

繰り返しになりますが、男性更年期障害(LOH障害)の鍵はテストステロンが握っています。それゆえ、テストステロンを増加させることが、結果として男性更年期障害(LOH障害)の予防に繋がるのです。

まずは、なるべくストレスを溜めないように心がけましょう。ストレスを完全に排除するのは不可能なので、自分に合うストレス解消法を見つけるのがおすすめです。休日は睡眠をとったり、趣味を楽しんだりしてください。

次に、生活習慣を整えることが大切です。毎日なるべく7時間以上の睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
バランスの良い食事で、タンパク質や脂質などたくさんの栄養素を摂取することも必要です。

さらに、運動不足の解消にも力を入れてください。特に下半身の筋トレがおすすめです。スクワットなどの自宅でできるトレーニングを取り入れて、筋肉に刺激を与えましょう。

男性更年期障害(LOH障害)の改善方法

対策を行っても症状が改善しない場合や、症状がつらい場合は、ためらわずに病院に行きましょう。
たとえば、テストステロンを注射するという選択肢があります。そうすることでつらい症状の緩和が期待できます。
ただし、精巣機能の低下などのリスクがあるため、慎重に判断してください。他には、漢方薬を使うケース、抗うつ薬を服用するケースなどが考えられます。

どのような治療方法を選ぶとしても、まずは医師に相談することが必要です。

男性更年期障害(LOH障害)は何科に相談する?

男性更年期障害(LOH障害)の症状を和らげるために病院に行きたい時、何科に行くべきか迷う方は多いでしょう。男性更年期障害(LOH障害)は男性特有の症状なので、まずはメンズクリニックに行くのがおすすめです。男性更年期障害専門外来があれば、専門的な知識を持つ医師の治療を受けられます。

しかし、メンズクリニックが近所にない方もいるでしょう。その場合に何科を受診するのかは、特につらい症状によって判断してください。

・体の症状
ほてりや疲労感などの体の症状が顕著な場合は、内科を受診するのがおすすめです。男性更年期障害(LOH障害)以外の病気が隠れている可能性があるため、きちんと検査を受けてください。

・心の症状
イライラや不安感などの心の症状がひどい場合は、心療内科や精神科がおすすめです。うつに近い症状がある場合は、特に早めに相談してください。

・性機能の症状
体の症状の中でEDなどの性機能の症状が気になる場合は、泌尿器科でも診察を受けられます。病院に行くことをためらわず、適切な治療を受けて症状を改善させましょう。

男性更年期障害(LOH障害)は病院を頼りましょう

男性更年期障害(LOH障害)の症状は、年齢や疲れのせいにしがちです。しかし放置していると悪化して、大きな病気に繋がることもあります。
したがって、男性更年期障害(LOH障害)の症状が思い当たる方は、早めに病院を頼ってください。
適切な治療を受けて、年をとっても元気な体と心を目指しましょう。

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