TAGS:
CATEGORY:
公開日:2021/03/05
最終更新日:2021/03/05

テストステロンが体に与える影響や役割とは?減少するとどうなる?

投稿日:

テストステロンが 体に与える影響や役割とは? 減少するとどうなる?

男性が男性らしくあるために必要なホルモンの「テストステロン」。
体のことや健康のことに詳しくない方でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
テストステロンは、男性の肉体面や精神面に大きな影響を与えるなど、体内での働きは多岐にわたります。
今回は、テストステロンのさまざまな働きをはじめ、テストステロンが多い男性の特徴や、テストステロンが減少することで体に生じる影響をご紹介します。

テストステロンとは?

テストステロンは、身体の体毛・骨・筋肉を作る元となります。
男性の場合は、多くが睾丸のなかで合成&分泌されていると言われています。
生殖機能にも関係するため男性が男性らしく健康であるためには、生まれる前から欠かすことのできない男性ホルモンの一種です。

母親の体内で発達する妊娠6週目までは、男性が持っている精巣はまだ陰嚢にはなく、テストステロンが分泌されることで徐々に発達していきます。
この分泌がうまく働かなかった場合、陰嚢のなかに精巣が入っていない状態の「潜伏睾丸」となり、適切な治療が必要となります。

お母さんのお腹の中から出た後も、テストステロンは男児の成長に大きな影響を及ぼし、生後2週間〜6ヶ月には脳の発達に関係していると考えられています。

思春期になると、男児の声変わりや陰茎・睾丸の発達などの発育促などにも関係していきます。

テストステロンの役割とは

テストステロンには大きく分けて、3つの働きがあります。

骨や筋肉を作りあげる

テストステロンは、筋肉量の増加や強度を高めて促進する働きがあります。
たくましく筋骨隆々とした、まさに男性らしい身体をつくりあげるためには必要不可欠ともいえます。
そのためテストステロンが少ない状態で筋トレを頑張ったとしても、筋肉がつきくく思ったような成果が出ないことも……。
また体脂肪を減らす働きも持っているため、理想的な身体に近づくためには欠かせません。
しかし、同時に体内の塩分や尿の排出を抑える働きもあるため、血圧が上昇する可能性も含んでいます。

健康な身体と精神を維持する

テストステロンは身体的な面だけではなく、精神面にも影響を与えます。
性格や思考のクセなどにも関係していることが、近年行われている研究で明らかになってきました。

例えば
・攻撃性がある
・短気
・怖いもの知らず
・大胆な行動をとる
・決断力がある
・好奇心旺盛
・チャレンジ精神がある
など。

絵に描いたようなワイルドで男らしくバイタリティー溢れる性格の形成に関わっていると考えられます。

やる気を出して生きるための活力を湧かせるためにも、前向きに生きるためには欠かせないホルモンと言っても間違い無いでしょう。

性欲や性衝動を起こさせる

男性の性欲には、テストステロンが深く関わっています。
私たち人間は、自覚できないレベルで異性を誘発するフェロモンを出していますが、テストステロンはこのフェロモンを発生させます。
また勃起を促すなど、異性との性行為するためのスイッチを押す重要な役割があります。

テストステロンは男性にとって一生欠かせないホルモン

男性らしい筋肉の育成や性格形成、異性との性交渉など男性らしい生活を送るためにも大切なホルモンです。
しかしテストステロンの働きはそれだけに限りません。

・血管を若々しく保つ
・免疫機能の向上
・抗酸化作用アップ

これらの体内の働きを高める働きもあります。

近年ではアメリカの大学が行った研究によって、テストステロンの量が多いほど、がん・心筋梗塞・脳梗塞などを発症するリスクが低くなることがわかっています。
逆にテストステロンの量が少なければ、心筋梗塞の発症リスクが4倍に上がると言われています。

いつまでも健康で長生きするためにも、一生欠かせないホルモンであることがわかります。

テストステロンの多い男性・少ない男性の特徴

テストステロンが多いのか少ないのかは、身体的な特徴でも判断できます。
自分のテストステロン量がどのくらいなのか気になる方は、ご自身でも一度確認してみてください。

テストステロンの多い男性の特徴

テストステロンが多い男性の特徴は以下のとおりです。

【身体的な特徴】
・人差し指と比べて、薬指のほうが長い
・身体の骨格ががっしりしている
・アゴが大きい
・頬骨が出ている
・体毛が濃い

【性格】
・じっとしていられない
・負けず嫌い

身体的な特徴はどれもわかりやすいものばかり。
生まれる前に母親の胎内で浴びたテストステロンの量が多ければ多いほど、薬指が発達し長くなると言われています。
また体毛や骨格などがたくましく全体的にがっちりした印象を与える男性も、テストステロンが多いと考えられます。

好奇心が旺盛で、いつも何か動いていたい。
常に勝ち負けにこだわり、何事も自分が一位でありたいなど。
闘争心が旺盛で、負けず嫌いな男性はテストステロンが大きく影響している可能性があります。

テストステロンが少ない男性の特徴

テストステロンが少ない男性の特徴は以下のとおりです。

【身体的な特徴】
・人差し指と薬指の長さが同じまたは近い
・身体の骨格が細い
・中性的な顔立ち
・体毛が薄い

【性格】
・おとなしい
・性欲が少ない
・消極的

テストステロンが多い男性とは逆の特徴があります。
わかりやすいものでは、体毛が薄いまたは少ないことや、人差し指と薬指の長さが同じくらいというもの。
また性格的なものには、勝ち負けにこだわることなく穏やかな性格の男性はテストステロンが少ないと考えられます。
恋愛に対しても消極的であることもあげられます。

テストステロンが多い男性はモテやすい?

テストステロンが多い男性の特徴をみると、女性から人気を集めやすい男性像が想像できます。
実際にテストステロンが多い男性は、男性らしい身体的な特徴があったり、女性に対しても積極的に行動する傾向があるためモテやすくなります。

私たち人間も動物と同じように、子孫を繁栄するための本能が備わっており、男女ともに魅力的な異性のニオイを自然に嗅ぎ分けていると言われています。

女性は、自覚がない本能的な部分で優秀な男性を選んでいると考えられていて、優秀な遺伝子を持っているオスが放つ男性ホルモンのニオイを感じ取ります。

テストステロンをはじめとする男性ホルモンが多い健康的な男性は優秀であると判断され、女性の本能的な部分を無意識に刺激しており、多くの女性を惹きつけていると言ってもいいでしょう。

またチャレンジ精神や好奇心旺盛という一面はビジネスシーンでもエネルギッシュに行動できるということ。
社会的に成功する可能性が高く、社会的ステータスを勝ち取りやすいため、周囲からもモテそうといった印象を抱かれやすくなるでしょう。

テストステロンは女性にも分泌されている

男性と深い関わりのあるテストステロン。じつは、女性の体内でも分泌されています。
女性の場合は、脂肪・卵巣・副腎で分泌されていますが、男性と比べると分泌量はわずか5~10%ではるかに少ないと言われています。

男性ほどではありませんが、女性の身体でも骨格・筋肉の発達や、性衝動を駆り立てたり、男性的な思考パターンなどに影響を与えると考えられています。
また、女性ホルモンを生み出すためにもテストステロンが必要とされています。

年齢が若い間は女性ホルモンの分泌の方が多いのですが、年齢を重ねるごとに女性ホルモンの分泌量が減流ことによって、テストステロンの影響を受けやすくなります。

そのため、年齢が高くなるにつれ、男性的な思考パターンや行動に変わる女性も多く見られます。
社会貢献活動に積極的に参加してみたり、お友達とお出かけや旅行など外に出る機会が増えたり。
若い頃と比べると行動がアクティブになって若々しくなる女性が多いのは、このテストステロンが関係していると考えられています。
女性の方が長生きだと言われる所以も、このテストステロンが大きな影響を与えているとしても不思議ではありません。

テストステロンが減るとどうなる

テストステロンが減少すると、男性の身体にさまざまな不調がおこります。

身体的な影響

・筋肉量が減る
・脂肪が増える
・性欲が減る
・勃起力が弱まる
・運動能力が低下する

テストステロンは、男性らしい筋肉や頑丈な骨を作るためには欠かせません。
そのため、テストステロンが減ってしまうと、筋肉を維持することが難しくなり筋肉量が減少してしまいます。
代謝を促すための筋肉が減ると、うれしくない相乗効果として脂肪が増えやすくなります。
男性の場合は内臓脂肪がつきやすくなり、内臓肥満や高血圧などの生活習慣病の原因の一つにもなります。
また男性の性衝動のスイッチが入りづらくなり、勃起障害を引き起こす原因になります。

精神的な影響

・やる気がなくなる
・楽しみを感じにくくなる
・不安を感じやすくなる
・イライラしやすくなる
・不眠、寝つきが悪くなる

精神的に安定させる役目があるテストステロンが減ると、このような症状が現れるケースがあります。
気力の減少・集中力の低下のみならず、自分で感情を上手にコントロールできなくなり精神的に不安定になることも。
生きる活力を失う、生活のハリを失うという表現がふさわしい症状が現れます。

テストステロンが減少することで、うつ病のリスクが高くなることも分かっており、メンタルヘルスの維持にもテストステロンは重要であることがわかります。

テストステロンが減る原因

男性にとって非常に大事なホルモンであるテストステロンですが、なぜ減ってしまうのでしょうか。
考えられる原因は、大きく分けて以下の3つがあげられます。

加齢によるもの

母親の体内にいる時から分泌されますが、一般的に20代をピークとして、その後歳を重ねるごとにゆるやかに減少していきます。
徐々に減少していくため、テストステロンの減少で生じるさまざまな症状も、ゆるやかに出現するため、自覚しづらく気づきにくいもの。
男性の更年期障害とも言われており、個人差はあれど老化によっておこる現象であると認知している男性も多くいます。

生活や食生活の乱れ

テストステロンを上げるには、亜鉛やポリフェノール、乳酸菌などの栄養素をバランスよく摂取しなければいけません。
また体内の酸化にも弱い性質があるため、玉ねぎやニンニクなどの抗酸化作用のある食事も積極的にとる必要があります。
しかし外食やコンビニ弁当など、栄養バランスの偏った食事を摂り続けていると、テストステロンを作り出し保つための栄養が補給できません。
また生活リズムの乱れや、過剰なダイエットの取り組みよって体内でのホルモン生成が正常に働かなくなることもあります。

ストレスによるもの

時には加齢や食生活に関係なく、外的ストレスが原因となるケースもあります。

・職場や家庭環境の悪化または変化
・人間関係によるストレス

これら外的ストレスを受けることにより、テストステロンが急減少することも。

私たちの身体はストレスを感知すると、ストレスから守るためのホルモン「コルチゾール」が体内で分泌されます。
しかし、ストレスを常に感じ続けたり大きなストレスを受けると、コチゾールをたくさん生成しようとするため、製造の元である副腎に負担がかかります。

そうすると、腎臓から生成されるテストステロンの元となる「DHEA」が製造できず、その結果テストステロンが急激に減少してしまうのです。

テストステロンを増やす方法

加齢の他にも、ストレスや食事・生活の乱れによる影響で減少するテストステロン。
じつは努力次第で増やすこともできます。
テストステロンを増やすための方法をかんたんにご紹介します。

食生活を整える

テストステロンを作り出すために必要となる代表的な栄養素は以下のとおりです。

・亜鉛
・タンパク質(動物性)
・ビタミン

これらはテストステロンの量を増幅させるためには必要不可欠。
テストステロン上昇の源となるため積極的に摂りましょう。

とくに筋肉を作り出す材料のタンパク質は、植物性よりもテストステロン値の上昇が高い動物性のものがおすすめ。
牡蠣などに多く含まれ亜鉛や、野菜や果物に多く含まれるビタミン類も一日の食事の中でバランスよく摂取することを心がけてください。

サプリメントを摂取する

食生活では補いきれない栄養素をサプリメントで補給しましょう。
サプリメント中心に栄養を補給するのはおすすめできません。
しかし食生活が不規則な方や、仕事が忙しく食事に時間をかけていられない場合は、サプリメントを活用するのも手段の一つとして有効的です。

【おすすめの栄養素】
・抗酸化作用を抑制する「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」
・免疫力アップ、男性機能向上に良いとされる「亜鉛」
・若返りアップ、テストステロンの源とされる「DHEA」

上記の中でも「DHEA」サプリメントは日本では医薬品扱いとなるため医師による処方が必要となります。
テストステロンの減少で悩まれている方や、「DHEA」を試してみたい方は、一度お医者さんに相談してみてください。

生活習慣を整える

不規則な生活や、仕事のストレスがある場合は、生活習慣を整えるようにしましょう。
とくに寝不足は、男性ホルモンの分泌が正常にされないなど悪影響を与えると考えられています。
仕事や人間関係によるストレスを抱えている場合は、気分転換をしたり、気持ちの切り替えをするなど、意識的に行うことを心がけてみましょう。

運動・筋トレをする

運動や筋肉を鍛えて刺激を与えることで、テストステロンの分泌を促すことができます。
しかし、体に鞭を打つようなきついトレーニングをすると、反対に筋肉へ大きなダメージを与えてしまい、血液に含まれるテストステロン値が急激に低下する可能性もあります。
これまで定期的に運動していなかった場合は、徐々に運動量をふやしていき、肥満を防ぎつつテストステロンの分泌を促していきましょう。

健康のためにもテストステロンを保ち続けましょう

テストステロンは骨や筋肉をはじめ、向上心やチャレンジ精神など促進させるためにも重要な役割を担う男性ホルモンです。
テストステロンが多い男性は、体毛が濃い・骨格やあごなどががっしりしているなど、身体的な特徴が出やすく、女性からもモテやすい傾向があります。
加齢やストレスなどが原因で減少することがありますが、食事や生活習慣を見直すことで、増強させることが可能です。
心身ともにいつまでも若々しく健康であるためにも、テストステロンを保ち続けイキイキとした生活を送りましょう。

-男性器の悩み

執筆者:

最新記事