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公開日:2021/03/05
最終更新日:2021/03/05

テストステロンを増やす方法とは?

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テストステロンを増やす方法とは?
男性の生殖機能や性欲などをコントロールするホルモン、「テストステロン」。テストステロンが減少すると、肉体的・精神的にさまざまな影響が出ます。それゆえ、簡単に取り入れられる方法でテストステロンを増やしましょう。
そこで今回は、テストステロン減少の影響や増加させるメリット、増やす方法などをご紹介します。

Contents

テストステロンとは

テストステロンとは男性ホルモンの一種であり、約95%が精巣で作られています。男性ホルモンの中でも分泌量が多く、作用が強いことが特徴的です。
テストステロンが分泌されることで、男性らしい骨格や筋肉などが形成され、生殖機能も向上します。
また、幸福感をもたらすホルモンである「ドーパミン」の生成にも関係しており、男性にとって非常に重要なものだといえるでしょう。

テストステロンの減少

そんなテストステロンですが、実は年齢を重ねるごとに衰えていきます。20代が分泌のピークであり、その後徐々に分泌量が減少していくのです。
もちろん分泌量には個人差がありますが、その理由としてはさまざまなことが考えられます。

減少の理由とは

テストステロンが減少する理由としては、以下のようなものが挙げられます。
・加齢
・ストレス
・偏った食生活
・運動不足
・不規則な生活習慣

そもそもテストステロンが分泌されるのは、副交感神経が優位に働いている時です。つまり、楽しいことをしている時に分泌されやすいといえるでしょう。
一方で、交感神経が優位に働いていると、分泌されにくくなります。そして交感神経が優位になる原因として特に大きいのが、ストレスなのです。
つまり、なんとなく元気がない、活力が感じられないといった悩みを抱えている方の原因は、ストレスである可能性が高いです。

テストステロンが減少するとどうなる?

ストレスなどの原因によってテストステロンが減少すると、下記のような症状が見られます。

・疲労感や倦怠感
テストステロンが減少すると、疲労回復のための細胞の修復ができなくなるため、疲れやすくなります。

・太りやすくなる
テストステロンには、エネルギーを消費して脂肪の分解を促進する働きもあります。したがって、テストステロンが不足していると、肥満になりやすくなるといわれているのです。
さらにストレスや運動不足などが重なると、より一層肥満に繋がってしまうでしょう。

・性欲が低下する
テストステロンは性欲にも大きく関係しています。テストステロンなどの男性ホルモンによって、生殖器の機能が維持されているためです。
それゆえ、テストステロンが減少すると以前よりも性欲が低下したり、性行為の回数が減少したりします。

・勃起不全(ED)
性欲が低下した状態や、疲労感・倦怠感を放置していると、勃起不全(ED)になる可能性があります。
運動不足や過度なストレス、不規則な食生活などに心当たりがある方は、特に注意してください。

・不眠
不眠の原因は栄養不足やストレスなどが考えられますが、テストステロンの減少も関わっています。なぜなら、テストステロンが減少すると自律神経の働きがにぶくなり、リラックスしにくくなるためです。
なお、テストステロンは睡眠中に最も生成されます。したがって、不眠の状態に陥るとテストステロンの量がさらに減少し、より一層眠れなくなるという悪循環に繋がるのです。

この他にも、多汗やほてり、イライラや集中力の低下など、心身共にあらゆる不調が発生します。

テストステロンを増やすメリット

では、男性ホルモンであるテストステロンを増やすことで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここからは、テストステロンの増加によるメリットについて解説していきます。

筋肉の形成が促進される

テストステロンがたくさん分泌されることで、筋肉の形成が促進されます。それゆえ、筋トレをすると筋肉がつきやすくなるのです。その結果、若々しくて男性らしい見た目を維持できるでしょう。
また、筋肉量が増加することで、脂肪が燃焼されやすい体質になることも考えられます。余計な脂肪が付きにくくなるでしょう。テストステロンを増やすことは、ダイエットしたい方にもおすすめです。

もちろん、テストステロンが増えたからといって、自動的にムキムキの体になれるわけではありません。筋トレや健康的な食生活も非常に重要です。
さらに、体全体の筋肉の成長が期待されるのであって、特定の筋肉だけが大きくなるわけではありません。特定の筋肉を成長させたい場合は、その筋肉に応じた筋トレを取り入れてください。

やる気がアップする

テストステロンの生成が増加すると、「ドーパミン」という物質の分泌が促進されます。ドーパミンはやる気や活力に繋がる物質であるため、結果的にやる気アップが期待できるのです。

やる気が出ると、仕事や筋トレ、恋愛などに積極的になれるかもしれません。運動などをすることでうまくストレス解消ができると、さらにたくさんのテストステロンが分泌され、好循環に繋がるでしょう。
活力がないからストレスが溜まり、テストステロンが減少するという、負のスパイラルから抜け出してください。

精子の量が増加する

テストステロンの量が増えると、精子の量が増加します。それだけでなく、精子の質も高まるといわれているのです。
精子の質が悪いと不妊症状に繋がる可能性があるため、子供がほしいと考えている場合は、自身のテストステロンに注目してみてください。

性欲が高まる

テストステロンは性欲を司るホルモンでもあり、分泌量が増えればおのずと性欲も高まることが考えられます。
性欲が高まり性行為を楽しめるようになると、副交感神経が優位になり、さらにテストステロンが分泌されやすくなるでしょう。

顔つきが変わる

テストステロンの分泌量が多い男性の顔には、凹凸がハッキリしている、ヒゲが発達している、顔周りに脂肪があまりないといった特徴があります。これらの特徴を持つ顔は、比較的濃い顔つきだといえるでしょう。
つまり、テストステロンが多く分泌されると、より濃くてハッキリとした顔つきになれるかもしれないのです。

多くの女性は、テストステロンが豊富な顔つきの男性を好むという研究があり、女性からの人気が高まることも考えられます。もちろん人によって好みはそれぞれですが、濃い顔つきになりたい場合は、テストステロンを積極的に増やしましょう。

テストステロンを増やす方法

では、たくさんのメリットがあるテストステロンは、どのように増やせばいいのでしょうか。ここからは、テストステロンを増やす方法について、詳しく解説していきます。

健康的な食生活

ホルモンの分泌を促すためには、日々の食事が非常に重要です。以下の栄養素を積極的に摂取してみてください。

・タンパク質
タンパク質は人間にとって必要な栄養素です。特に筋肉の合成に深く関わっているため、男らしい体つきには欠かせません。
具体的には、肉や魚、卵や大豆、プロテインなどを摂取するのがおすすめです。ですが、自炊をしない男性の場合は、なるべく簡単にこれらの食品を取り入れたいでしょう。

そこでおすすめなのが、コンビニでも購入できるサラダチキンや半熟卵、プロテインバーやヨーグルトです。いつものランチや夕食に、これらの食べ物をプラスしてみてください。
サラダにサラダチキンを入れたり、丼ものに半熟卵をトッピングしたりするのがおすすめです。
小腹が空いた時のおやつは、プロテインバーやヨーグルトに置き換えましょう。

もちろん、そのまま食べても問題ありません。うまく組み合わせてタンパク質を摂取しましょう。

・セレン
セレンというのは、精巣の発達や精子の形成に関係のある栄養素のことです。セレンの必要量はわずかですが、不足すると性機能の低下の原因になります。
また、セレンの作用は性機能の改善だけでなく、老化やガンの予防に繋がるといわれています。メリットの多い栄養素なので、摂取を心がけましょう。

具体的には、ニンニクや玉ねぎ、牡蠣やホタテなどの貝類、牛・豚・鶏の内臓類などに多く含まれています。ですが、貝類や内臓類は調理が難しく、あまり食べる機会がない方が多いでしょう。
そのため、スーパーなどの惣菜コーナーで出来上がったものを購入するのがおすすめです。コンビニでは、ニンニクを丸ごと揚げたおつまみなども売られています。

自炊が得意な場合は、レバニラや牡蠣フライなどを作ってみてください。

・亜鉛
亜鉛は、特にテストステロンを上昇させやすい栄養素です。精子の数や運動率に関わっており、亜鉛が不足するとEDになる可能性があります。それゆえ、男性は積極的に摂取することをおすすめします。

具体的には、牡蠣や牛肉、うなぎや海藻類、ナッツなどがおすすめです。牡蠣やうなぎは季節によってあまり手に入らないかもしれませんが、機会があればぜひ食べてください。

身近に取り入れる方法としては、日々のおやつをナッツに変えるという手段があります。スーパーやコンビニで簡単に手に入るため、続けやすいのではないでしょうか。

テストステロンを増やすためには、タンパク質やセレン、亜鉛の摂取が大切です。しかし、たくさん食べれば食べるほど良いというわけではありません。特定の食品ばかり食べると栄養が偏ってしまうため、バランスの良い食生活を心がけましょう。

適度な運動

適度な運動も欠かせません。特に、筋トレやウォーキングなどを取り入れることが大切です。そうすることで筋肉に程よい刺激が伝わり、テストステロンの分泌が促進されます。

筋トレの中では特に、スクワットがおすすめ。男性ホルモン受容体がある「大臀筋」を鍛られるからです。太ももの筋肉を刺激すれば、多くのホルモンが分泌されます。
また、スクワットをすればたくさんの筋肉を鍛えることが可能です。全身運動であり、効率良く筋トレができるでしょう。

ただし、いきなり激しいトレーニングをしたり、長距離ランニングを実施したりするのは避けてください。筋肉にダメージが加わり、かえってテストステロンが減少します。継続が大切なので、楽しく実践できるトレーニングから始めましょう。

ストレス解消

ストレスは健康の大敵。テストステロンの分泌の妨げになりますし、その他のあらゆる症状の原因でもあります。それゆえ、まずはストレスを解消しましょう。
解消方法はどんなことでも問題ありません。筋トレや読書、ドライブや音楽鑑賞など、趣味は人それぞれです。
大切なのは、自分がリラックスして楽しめるストレス解消法を見つけること。まだ見つけられていない方は、いろいろな方法を試してみてください。

テストステロンを増やして魅力をアップさせましょう!

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、男性の生殖機能や性欲などをコントロールします。そのため、減少すると性欲がなくなったり、精子の量が減ったりします。
それゆえ、食事や運動、ストレス解消によって、テストステロンの分泌を促すことが大切です。できそうな方法から取り入れてみてください。
テストステロンを増やして、健康的で活き活きとした魅力的な男性になりましょう。

-男性器の悩み

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