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公開日:2024/05/20
最終更新日:2024/05/20

過活動膀胱症候群を示唆する症状は勃起障害の重症度と心理測定学的に関連する

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過活動膀胱症候群を示唆する症状は勃起障害の重症度と心理測定学的に関連する

過活動膀胱症候群を示唆する症状は勃起障害の重症度と心理測定学的に関連する(実生活における研究からの予備的知見 )(原題:108 Symptoms Suggestive for Overactive Bladder Syndrome are Psychometrically Associated With Erectile Dysfunction Severity – Preliminary Findings From A Real-Life Study )
L. ボエリ、P.カポグロッソ、E.ヴェンティミリア、D.モレッティ、R.スキャノ、G.ラ・クローチェ、A.ブリガンティ、F.モントルシ、A.サロニア
The Journal of Sexual Medicine, 14巻, Issue Supplement_1, January 2017, Page S27, https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2016.11.061
発行:2017年01月01日

はじめにと目的

LUTS/BPHまたはEDを主な理由として医療機関を受診した男性コホートにおいて、勃起機能(EF)とOAB症状の相関を心理測定学的に評価することを目的とした。

方法

LUTS/BPHまたはEDを主訴に外来を受診した性交渉歴のある男性患者138名の全データを分析した。併存疾患はCharlson Comorbidity Index(CCI)を用いて連続変数または分類変数(0 vs ≥1)としてスコア化した。BMIはNIH基準で分類した。全患者は過活動膀胱症候群質問票(OABq)、IPSS、IIEFを記入した。病的OABqは中央値をカットオフポイントとして任意に分類した。記述式およびロジスティック回帰モデルまたは線形回帰モデルにより、臨床的予測因子とOABqスコアとの関連を検証した。

結果

外来受診の主な理由は、LUTS/BPHが98例(71%)、EDが40例(29%)であった[平均(SD)年齢:51.88(14.2)歳]。心理学的評価では、OABq、IIEF-EF、IPSSスコアの平均(SD)はそれぞれ53.4(19.5)、19.3(10.7)、11.6(8.1)であった。全患者のうち73例(52.9%)はOABqスコアが中央値の48を上回ったと報告した。OABqが48を超える患者は、中央値以下の患者よりも喫煙率が高く(39.7%対23.2%;p=0.03)、併存疾患の割合が高く(32.9%対15.4%;p=0.02)、BMI≧30(21.9%対12.3%;p=0.04)であった。IIEF-EF(Rho-0.37、p<0.001)はOABqと逆相関を示し、重度のEDはOABqが48以上の男性でより頻繁に報告された(38.4%対16.9%、p=0.027)。ロジスティック解析では、重度のED(OR 0.3、p=0.002)とIPSSスコア(OR 1.2、p<0.001)は、年齢、CCI、BMIを考慮した後、OABq >48の独立した予測因子となった。同様に、線形回帰モデルは、IIEF-EF(B -0.29、p<0.001)、CCI(B 0.16、p=0.012)、IPSS(B 1.3、p<0.001)がOABqの独立した予測因子であることを示した。

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