性に関する悩みは男性でも女性でも関係なく持つ時期があるでしょう。
男性は女性に比べて性に関する悩みは少ないように思われがちですが、男性器に関する悩みは誰にも相談できるものではなく、一人悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
特に、男の子の子供を持つお母さんは男性器のことについてよく理解できず放置していることもあるのではないでしょうか。
今回は、子供の包茎治療や手術について、どのようなものがあり、手術を行うべきなのかをご紹介していきます。
Contents
「包茎」について
まずは、包茎とはどのようなものなのかを見ていきましょう。
包茎とは
包茎という言葉を聞いて、「恥ずかしいもの」という認識はあるものの、どのような状態のもので、そのままにして良いものなのか、自分は包茎なのか、どのような状態の包茎なのかをここでは知っていきましょう。
包茎の概要
通常、男性器は、亀頭と呼ばれる先端部分が全て表に出ている状態になりますが、生まれたての赤ちゃんはこの亀頭が隠れている状態、つまり男性器の皮によって覆われている状態となり、子供が成長していく過程で、この川がむけていき、男性器の亀頭が見える状態になっていきます。
このような男性器の亀頭が赤ちゃんの時と同じように皮で覆われている状態を包茎と呼んでいます。
成長過程の中で思春期の時期までには亀頭が見える状態になっていると包茎ではないという状態になりますが、思春期を過ぎても全て皮で覆われていたり、途中まで皮で覆われていたりする状態の時には「包茎」という状態と考えて良いでしょう。
包茎の症状
包茎の症状は、その状態によっても異なりますが、多くの人は、特段症状は現れません。
しかし、包茎の方の一部には、皮の締め付けにより血液の流れが悪くなり、亀頭に痛みを感じたり変色したりするということもあります。
また、おしっこの出口まで皮がある場合、排尿時におしっこが皮の中に溜まったり、溜まったおしっこが急に飛び出したりすることで、トイレを汚してしまったりするといった排尿障害になることもあります。
さらに、そのまま放置しておくことで、恥垢と呼ばれる垢や、細菌が溜まり、尿路感染症や、亀頭包皮炎という病気になることもあります。
包茎の種類
次に、包茎の種類について知っていきましょう。
包茎には種類があり、自分の子供や自分自身がどの種類の包茎なのかを知ることによって、対策も変わってきます。
一般的に知られているのは真性包茎や、仮性包茎ですが、カントン包茎というものもあります。
真性包茎
真性包茎は、男性器の皮が亀頭全てを包み込んでおり、通常時にも勃起時にも亀頭が出ない状態のことを指します。
この真性包茎の場合には、無理に皮をむくと痛みが生じる場合があり、病気だけではなく性行為をする際にも障害になることがあります。
また、真性包茎のパターンとしては2つの原因があり、それは皮で覆われているところの出口が、亀頭よりも狭くて亀頭を出そうとしても出せないというものと、もう一つは皮で長く覆われていたことで、恥垢などが亀頭と皮の間で癒着し、くっついてしまっていることではがすことができない状態があります。
真性包茎の場合には、恥垢がたまり悪臭を放つことや、雑菌が溜まり病気に繋がることがあります。
仮性包茎
次に、仮性包茎ですが、日本人の多くは仮性包茎とも言われるほど、仮性包茎の方が多く存在します。
この仮性包茎は、真性包茎とは異なり、亀頭の一部が皮で覆われている状態を指しており、この状態の場合には、痛みが伴うことは少なく、皮で覆われているのも平常時だけという場合があります。
勃起時にはこの皮は全てむける状態の方も存在します。
仮性包茎の場合には、痛みや病気には繋がりにくいのですが、平常時、皮で覆われているところに恥垢が溜まり、放置しておくことでそこから雑菌が溜まってしまうことで病気に繋がる可能性もあります。
仮性包茎の場合、どれだけ皮で覆われているという部分には基準はなく、少しでも覆われている状態の時には仮性包茎と考えて良いでしょう。
また、仮性包茎の場合には、皮がむけたり覆われたりすることで、その中に陰毛が絡み、亀頭を傷つけたり、衛生上よくなったりします。
カントン包茎
包茎と一般的に言われるものは先述した真性包茎や仮性包茎ですが、中にはカントン包茎という状態の方も存在します。
カントン包茎とは、皮の出口が狭いことで、亀頭を圧迫してしまっている状態のことを指します。
真性包茎のように全てむけないというわけではなく、ある程度むけるのですが、皮の出口が亀頭より狭いため、最後までむくことができず、痛みを伴うことがあります。
そのまま放置しておくことで、うっ血状態になり、変色させてしまったり、亀頭を傷つけてしまったりします。
この状態をさらに放置していると、亀頭に血流がいかず、壊死状態にしてしまうこともあるため、危険な状態となり、さらにこの状態で勃起してしまうと、さらに圧迫させ症状を悪化させてしまうことがあるため、早めに病院で診断してもらうことがおすすめです。
大人の包茎と子供の包茎は違う?
子供の頃の包茎と、大人になってからの包茎はどのような違いがあるのでしょうか。
先述した通り、子供の頃からの成長過程で包茎は解消されていくことが基本の考えとなるため、子供の頃から成長する過程で包茎が解消されていない場合に、大人の包茎となります。
そのため、大人と子供の包茎には何も変わりはありませんが、様々な部分で影響するところが異なります。
赤ちゃんの包茎はどうすれば良い?
大人の包茎は様々な影響がある
大人の包茎は、様々なシーンで影響があります。
例えば、温泉や銭湯などに入りたいと思っても、包茎でいることで子供の頃には恥ずかしくなかったことも、大人になってからは恥ずかしくて友人や親せきと入りたくないと思ったり、日常生活において自信が持てなかったりすることもあるでしょう。
また、女性と付き合うことや、性行為をすることに恐怖を感じたり、コンプレックスを感じたりすることで行動範囲が狭まり、婚期も逃してしまうということにもつながりかねません。
子供の頃から比べると、大人になってからの方が包茎の影響は大きいと言えるでしょう。
子供のうちに対応しておくべき
大人になってから包茎でいると、様々なシーンで影響があるということが理解できたと思いますが、このような状態にする前に、子供の頃に対応しておくことが良いと言えます。
子供の頃、真性包茎の場合には、手術などをしなければ治らないものがあるため、子供の頃に親が手伝ってあげて少しずつ向いてあげるということをするだけで、きっかけを与えることもできるでしょう。
また、その時に皮の出口が狭く、亀頭を出すことが難しいという場合には、このタイミングで真性包茎の可能性があるため、早めに対処をすることができます。
早い段階で包茎の対策をしてあげることで、性に関してのコンプレックスを持つことなく生活することができるでしょう。
包茎のままでも良いの?
自分自身や子供が包茎とわかったとき、そのまま放置していても問題はないのでしょうか。
結論からお伝えすると、包茎だとしても、症状が出ていない場合にはそのままにしていても影響はあまりないでしょう。
しかし、真性包茎など、恥垢が溜まっても汚れを除去できない、痛い思いをしていると言った場合には、早めに対処をしなければ、後々大掛かりな手術が必要になったり、もっと痛みを伴うことがあったりするため、早めに医師に相談することがおすすめです。
包茎の治療と聞くと、とてもマイナスな、後ろ向きなものと捉える方も少なくないと思いますが、そのまま放置して取り返し月鳴かないことになる前に、対処する方が楽になるでしょう。
包茎であることの問題点
次に、包茎であることによる問題点を見ていきましょう。
包茎であることは、恥ずかしいことではありませんが、包茎であることで様々な影響を体や心に与えるため、それらが生活していく中で行動の範囲を狭くしたり、健康状態に影響を与えたりすることがあります。
排尿時のふくらみ
真性包茎の場合、常に亀頭は隠れた状態となり、皮で覆われた状態になっています。
そのため、おしっこをする際に、この皮で覆われている状態で行うことで、おしっこの出口がなく、おしっこが皮の中に溜まり、皮が風船のように膨らんでしまう状態になります。
この状態になると、風船のように膨れた皮からおしっこが一気に飛び出し、おしっこが散らばってしまい、結果的にトイレを汚してしまうことになったり、思わぬ方向におしっこが飛んでしまったりすることで、脚や服を汚してしまうこともあります。
このように、排尿時にうまく排尿できない状態になることも、生活の上では障害になると言えるでしょう。
フォアダイス状態
フォアダイス状態とは、亀頭にできるぶつぶつのことで、この正体は脂肪です。
そのため、そのまま放置していても全く問題ありませんが、女性との性行為をするときに、病気と勘違いされてしまったり、気持ち悪いと感じられてしまったりすることもあり、除去したいと思われる方も多くいます。
このフォアダイス状態の方に多いのは仮性包茎の方と言われており、仮性包茎とフォアダイス状態の関係は明確には証明されていませんが、仮性包茎の方がフォアダイス状態になっている場合には、関係性は否定できません。
この、フォアダイス状態の改善のために治療する方の中には、仮性包茎の手術も同時に行うというかたも多くなっています。
亀頭包皮炎
次に、亀頭包皮炎という病気があります。
この亀頭包皮炎とは、男性の亀頭や亀頭を包む包皮に細菌などが感染して炎症を引き起こす病気のことで、仮性包茎や真性包茎であることで、男性器に恥垢が溜まり、その恥垢が細菌などを繁殖させてこのような炎症を引き起こしているということもあります。
亀頭包皮炎になった場合には、普段から皮をむかず汚れを除去していないことが原因になっていることもあるでしょう。
包茎以外にもこの病気になる原因があり、性行為がきっかけになることや、大腸菌などが原因になることもあるため、包茎だけがこの病気を引き起こすわけではありませんが、この病気の原因の多くは包茎と言われています。
包皮と亀頭の癒着
真性包茎の場合には特に気を付けなければならないのは、包皮と亀頭の癒着です。
真性包茎では、亀頭を外に出すことができないため、恥垢の掃除をすることも困難となり、普段から皮の外側歯科掃除をしないという方もいるでしょう。
そのような状態になると、溜まった恥垢が皮と亀頭の間で癒着を起こし、くっついて離すのが困難になることがあります。
くっついて離すことが困難になると、余計に痛みを生じるようになり、痛いからさらにむくことができずに悪循環になります。
真性包茎の原因の一つにこの癒着が原因で痛くて皮をむけないということが挙げられるため、癒着させないようにするためには、普段から恥垢の除去をする必要があります。
包皮内結石
包皮内結石とは、長い間恥垢が溜まることで、その恥垢が石灰化し、その石灰化したものが石のように固くなり男性器の皮と亀頭の間に溜まることです。
尿路結石という言葉は世の中でよく聞く言葉ですが、この包皮内結石は、あまり名前も知られていないでしょう。
恥垢を貯めておくことは決して良いことではなく、このような石灰化してしまうこともあるため、早めに解決することが望ましいです。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、痛みもかゆみもなく症状がわかりづらい病気ですが、この尖圭コンジローマになると、ぶつぶつが亀頭のまわりにできるため見た目で病気になったと気づける病気です。
この病気はウイルス性で再発率が高い性感染症となるため、人から移る病気になります。
この尖圭コンジローマになる方のほとんどは包茎であると言われており、その理由としては、包茎の場合には包茎でない方に比べてペニスを綺麗に保つことが難しいため、尖圭コンジローマになりやすいと言われています。
包茎の方が必ずしもこの病気にかかるということではありませんが、包茎であることで、尖圭コンジローマに掛かりやすいと言っても過言ではないでしょう。
この尖圭コンジローマは、放置することでイボが大きくなったり、人に感染させてしまったりすることがあるため、この病気と思ったら、まずは医師に相談して治療をすることがおすすめです。
屈曲ペニス
屈曲ペニスとは、ペニスが曲がっている状態のことを言い、勃起時に上下左右に湾曲していることで、性行為をスムーズに行えなかったり、見た目にコンプレックスを持ったりと、様々な影響を及ぼすものです。
この原因には、様々なものがありますが、思春期に成長する段階において、内部の海綿体と呼ばれるものがバランス悪く成長し、陰茎海綿体の2本の内一つだけが伸びてしまうなどが原因で形が変形してしまうものです。
この要因の一つとして考えられているのが、包茎によるものとなっており、包茎の方が必ずこの状態になるということではありませんが、原因の一つになりえると言われています。
ペニスが湾曲して悩んでいる方は、この屈曲ペニスを治療するということと併せて包茎の治療も検討すると良いでしょう。
陰茎癌
陰茎癌とは、亀頭や包皮に発生する癌です。
この陰茎癌は10万人に1人と言われるほど発生が少ないものとなっており、珍しい病気ですが、ペニスを不衛生にしていることで起こりやすくなるとも言われています。
この病気の原因は様々で、喫煙やHPVというウイルスの感染、ペニスを不衛生にしたことなどが挙げられますが、その中に包茎であるということも原因の一つとして挙げられています。
包茎の場合には、この陰茎癌になる可能性が高くなると言われており、その率は10倍と言われています。
ペニスを不衛生にしたことで起こりやすくなるという部分からもわかるように、包茎であることでペニスは包茎じゃない方と比べて衛生差を保つのは難しくなっているため、このようなところから陰茎癌に繋がることもあります。
陰茎癌は、できものができるのが特徴的で、痛みなども伴わないため、性病やできものと放置される方も多く、発見しづらい病気の一つと言えるでしょう。
包茎を解消することでこのような病気も防ぐことや、発見することができるでしょう。
恥垢
次に、恥垢が溜まりやすくなるということも挙げられます。
恥垢とは、ペニスにつく垢です。
体のどこにでも垢が溜まるように、ペニスにも垢が溜まり、この垢を放置すると石灰化し、結石となります。
本来、包茎の方でなければ、亀頭などが外に出るため、恥垢がついてもすぐに汚れを落とすことができますが、包茎の場合には、このような恥垢を取り除くことが困難になり、日々恥垢を落とす意識も少なくなり、恥垢を溜めやすくなります。
恥垢を普段から落とすようにすれば汚れを貯めることもありませんが、汚れを落としたくても痛くて包茎の場合には痛くて落とせないということがあり、恥垢を溜めてしまうことで、癒着させ、さらに包茎を悪化させるという悪循環につながることもあります。
尿路感染
次に、尿路感染の問題もあります。
尿路感染とは、尿路に細菌がつき、その細菌が尿路から増殖し、炎症を引き起こすものを言います。
尿路感染になり、それを放置すると、尿路から膀胱、膀胱の細菌が尿管を上に登って腎盂にまで達し、腎盂腎炎に繋がるケースもあります。
この尿路感染の原因の一つとして考えられるのは包茎によるものです。
特に真性包茎の場合には、尿路となる部分が皮で覆われ、恥垢などが溜まり、そこに細菌が溜まることで、尿路に細菌を溜めてしまうことにも繋がります。
このような尿路感染を引き起こすのは、ペニスを清潔に保てないことが原因となり、清潔に保つためにはペニスの汚れを日々洗い落とすことが必要ですが、真性包茎の場合にはこれができずに尿路感染の原因を作ってしまうことになります。
外見上の問題
外見上の問題も包茎の問題の一つになります。
真性包茎においても仮性包茎においても、包茎でない場合に比べて周りの目が気になり、見た目を気にする方も少なくないでしょう。
人によっては包茎だからと言って外見上の見た目も気にしない方もいると思いますが、一方で気にする方の中にはかなり気になって行動に影響を及ぼす方もいるでしょう。
これまで何度もお伝えしている部分にはなりますが、見た目の問題で温泉や銭湯などをためらう方や、女性との性行為を恐れる方も存在します。
見た目の問題は、健康上の影響と同じように大きく人の生活に影響を及ぼすものとなるため、見た目の問題は決して簡単な問題ではありません。
特に、性行為においては、自分に自信が持てず女性と距離を置くような状態になることもあり、そのような状況を作ってしまうことで結婚、子供を持つ機会を失う方も中にはいるでしょう。
SEXでの問題
SEXによる問題は、男性の性行為への積極性が失われるだけではなく、SEXそのものにも影響を与えます。
それは、以下のような点が挙げられます。
・早漏になりやすい
・女性器への刺激が少ない
・危険が伴う
・病気の危険がある
包茎になることで、亀頭への刺激が普段から与えられないため、SEX時に亀頭への刺激が強く与えられることで早漏になってしまうケースがあります。
普段から刺激が与えられている状況と比べ包茎の場合には皮で覆われているため刺激を受けていない状況となり、SEX時には普段感じることのない刺激を感じやすく、女性を満足させないままSEXを終了させてしまうことになります。
また、包茎の場合には、包皮が多いため、女性器への摩擦による刺激が少なくなったり、亀頭が出ていないことで膣壁への刺激も少なくなったり、女性が満足できないSEXをしてしまうことがあります。
そして、カントン包茎の場合には、普段から締め付けが多い中で勃起をすることで亀頭への締め付けがきつくなり、SEXをして興奮状態が高まることで普段よりもペニスが大きくなり、より危険な状態を生んでしまう可能性があります。
包茎であることで細菌を溜めやすくし、自分自身だけではなくパートナーにも病気をうつす・病気にさせてしまうというリスクもあります。
包茎は、見た目や健康上の問題だけではなく、このようにSEX自体にも影響を多く与えてしまうことになるため、パートナーを満足させることや、自分自身を守るためにも包茎を解消することが望ましいでしょう。
コンプレックス
包茎をコンプレックスと感じている方も多いでしょう。
人のコンプレックスは様々なものがありますが、性に関するコンプレックスの中には包茎も含まれ、男性の性に関するコンプレックスの多くは包茎・短小といったペニスに関するものがほとんどです。
その中でも、日本人の多くは包茎となっているため、この包茎に関するコンプレックスを持つ方は日本では多く存在します。
コンプレックスを持つことによって性に関して前向きになれない方や、自信が持てないことで行動も消極的になるという結果を招きます。
このコンプレックスを取り除くには、包茎を治療してしまうことが一番と言えるでしょう。
特に、現代においては10代20代よりも30代や40代の方がこの包茎に関してのコンプレックスが強くなっており、10代や20代は「男らしさ」というものが社会的に求められていないため、包茎に関してのコンプレックスも低く、「男らしさ」を求める時代に生きた30代や40代にとって、この包茎はコンプレックスと感じている方も多いのではないでしょうか。
性病による問題点
次に、性病に関する問題もあります。
包茎であることで性病になるということではありませんが、包茎であることで恥垢を含めて汚れをペニスに溜めやすくなるため、そこから性病に繋がる可能性も増えてきます。
性病は自分自身だけを傷つけるだけではなく、パートナーがいる場合には、このパートナーにも影響を与えてしまうため、包茎の治療をすることで、性病のリスクを軽減し、結果的にパートナーを守ることにもつながります。
性病には様々なものがありますが、不衛生にしていることで起こり得る性病もあるため、包茎であることよりも包茎でない方がそのリスクは少なくなると言えるでしょう。
現に尖圭コンジローマや尿路感染などの病気も包茎である方が、リスクが高いと言われています。
悪臭による問題点
包茎になると、悪臭を放つという問題もあります。
仮性包茎の場合には、毎日皮をむくことでキレイにペニスを洗うことができますが、真性包茎の場合には皮をむくことができないため、キレイにすることが困難です。
そのため、恥垢や汚れ、細菌が溜まりそこから悪臭を放つということになります。
自分では気づかなくても、パートナーに言われてしまったり、嫌がられたりすることで気づくこともあり、そのような状況でパートナーから言われたときにはショックが大きいでしょう。
普段からキレイにしていなければならないのは、髪の毛や体と同じようにペニスも毎日洗うことが必要です。
真性包茎ではない場合でも、必ず皮をむいてペニスをキレイに保つことで悪臭を解消することができるでしょう。
このように、包茎であることは多くの問題を招くことに繋がり、一概にすべてのリスクがあるとは言えませんが、包茎でない状態よりも包茎の状態の方がこれらのリスクは高まるでしょう。