公開日:2020/08/23
最終更新日:2020/10/09

包茎治療の必要性

投稿日:2020年8月23日 更新日:

ここからは、包茎治療の必要性について見ていきましょう。
これまでもお伝えしてきましたが、包茎を放置していることで特に問題はありませんが、人によっては性行為への影響やコンプレックスにつながることがあるため、包茎治療をすることはそれらを解消する上でも重要と言えるでしょう。それぞれ見ていきましょう。

Contents

カントン包茎の危険

カントン包茎の場合には、性行為自体が危険になることがあります。
カントン包茎では亀頭を出す出口が狭いため、亀頭を圧迫することになり、性行為でペニスが大きくなればなるほど圧迫する力も強くなります。
そのため、性行為自体が楽しいものでは無くなることと、血液が充分に亀頭に流れずに最悪の場合には壊死状態になり切断せざるを得ない状況にもなりかねません。
このケースは稀なケースではありますが、このようなことにならないようにカントン包茎の場合には治療が必要と言えるでしょう。

亀頭包皮炎の危険

亀頭包皮炎になる危険もあります。
これまでご紹介してきたように、包茎でいることで亀頭と亀頭を覆う皮の間に汚れがたまり、そこから炎症に繋がり亀頭包皮炎を引き起こしてしまう可能性があります。
包茎でなくてもこの亀頭包皮炎が起こることもありますが、包茎であることで亀頭包皮炎になる可能性は増えるでしょう。

性行為への影響

包茎治療の必要性の一つに、性行為への影響があります。
包茎であることで自信を無くす・コンプレックスに感じる・早漏になる・性行為がうまくいかない・EDに繋がることがある。このようなことから性行為自体に影響を及ぼしているため、パートナーとの性行為を良いものにするためには包茎であるより包茎でない方が良いでしょう。
性行為をスムーズに行うためにも、包茎を治療してコンプレックスを解消することで、パートナーとより良い関係を続けることもできるでしょう。

コンプレックスの解消

性に関するコンプレックスを解消することも包茎の治療をする理由として挙げられます。
見た目の部分でコンプレックスに感じる方もいると思いますが、性行為そのものに自信を無くしたり、それによって女性との接触を避けたりするなど、コンプレックスがあることで前向きになれずにパートナーを作ることに対して消極的になってしまいます。
人によってコンプレックスは様々で、体型などのコンプレックスにおいては、ダイエットなど苦労をすることも多く、コンプレックスを解消するためには多くの努力が必要ですが、包茎に関しては、治療をすれば解消されるものとなるため、他のコンプレックスから見ると解決法は単純と言えるのではないでしょうか。

清潔を保つため

包茎治療をする必要性として、ペニスを清潔に保つという部分があります。
ペニスを清潔にすることで、性病の予防になることや、様々な病気の予防に繋がります。
包茎を解消したからと言ってペニスや性に関する病気を全て解消することができるわけではありませんが、包茎であるよりも包茎でない方がこのような病気を防ぐことができるでしょう。
そして、ペニスを清潔に保つために必要な亀頭を洗うことも、包茎の状態では難しい場合があるため、治療をすることがおすすめです。

女性を守るため(不衛生による)

自分自身を守るためだけではなく、パートナーを守るためにも包茎の治療は必要と言えるでしょう。
自分が性病になったり、病気になったりすることで、パートナーにも病気をうつしてしまったり、不衛生な状態でペニスを女性に挿入することで女性器も不衛生な状態を作り、パートナーが気を付けていても、パートナーの女性器に菌が入り被害を与えてしまうことに繋がります。
包茎は自分自身だけの問題だけではなく、パートナーにも影響を与えることになるため、治療をすることが望ましいと言えるでしょう。

男性が包茎手術を受けようと思う理由

ここからは、男性が実際に包茎手術を含む治療を受けようと思った理由を見ていきましょう。
包茎手術をする方は年間で多く存在します。
手術や治療を受ける前は、治療に対して後ろ向きだった方も、どのようなきっかけで治療を考えるようになったのかを見ていきましょう。

公衆浴場での人の目が気になる

男性が包茎手術を受けようと思う理由として挙げられる一つには、公衆浴場での人の目が気になるという部分です。
子供の頃は特に人の目が気になる年ごろで、銭湯や温泉に行ったときには周りの男性器の大きさや毛が生えているか、包茎なのかなど気になることは多いでしょう。
それは大人になってからも続き、周りの目が気になるから銭湯や温泉を避けるという行動になってしまい、結局行動範囲が狭くなることでコミュニケーションの広がりもできないことも出てくるでしょう。
そのような状況となって包茎手術の検討をするという方もいるようです。
日本は温泉大国となっているため、このような国に生まれたからには温泉を楽しみたいものですが、自分にコンプレックスがあると温泉を楽しむことができないでしょう。

女性への配慮

これまでご紹介してきたように、包茎は自分自身の問題だけではなくパートナーにも影響を与えるということがあります。
それは、包茎であることでペニスをしっかり洗えずに不衛生な状態を作ってしまい、そこから細菌などが増殖したときには、性行為をしたパートナーにも影響を与えます。
性病はもちろんのこと、細菌が入ることで思わぬ病気に繋がってしまうこともありますので、パートナーを守るためにも包茎の治療は必要と言えるでしょう。
また、汚い・病気になる可能性があるということだけではなく、オーラルセックスをする女性としては、ペニスが汚かったり悪臭が放っていたりするととても嫌なものです。
包茎であることでこのような苦痛を与えることもありますので、配慮が必要と言えるでしょう。
また、見た目の問題として、女性が見たときに包茎であることで性行為前の雰囲気などが下がり、テンションが下がったまま行為をしなければならないなど、女性によってはマイナスに感じる部分もあるでしょう。
パートナーができてから「これではいけない」と思って包茎の治療を検討する方もいるようです。

自信喪失

包茎は、体だけではなく心にも影響を与えるものです。
包茎であることで自信喪失している男性も少なくないでしょう。
周りにも包茎の人がいたとしても、自分自身の問題としてコンプレックスに感じ、男性器に対しての自信を失うことで、男性自身の自信喪失に繋がります。
特に30代以上の男性は昔ながらの「男らしさ」を持つことが重要という時代に生まれてきていますので、このような男らしさを求められていた時代の人としては、男性器が包茎であることで男性として自信を無くし、行動自体も消極的になってしまうことがあるでしょう。
男性器に自信が無いということは、男性として自信が無いということに繋がりますので、包茎は体だけではなく男性の自信喪失、つまり心にまで影響を与えるものです。
こういった自信喪失をしている男性は、自分の自信を取り戻そうと包茎の治療を始めるかたも少なくありません。
これまでの自分を変えたいという方は、包茎の治療も検討してみると良いでしょう。

性病になった

包茎の治療を検討する方の中には、実際に性病になったことで検討を始める方がいます。
自分が性病になるというのは誰しも考えないと思いますが、実際に性病になった時、包茎であることでこのようなリスクが高くなるということに気づきます。
その時に、これまで包茎であることに意識が薄かった方も、また性病になりたくないという気持ちや、これをきっかけに包茎の治療もしてしまおうという方もいるでしょう。
包茎だけが性病の原因ではありませんが、性病に掛かっている方の多くは包茎になっているケースが多く、包茎であることで性病や様々なデメリットがあるため、このような病気をきっかけにして治療を始める方もいます。

病院などで恥ずかしい思いをした

包茎の治療をする方の中には、これまで男性器を見せる機会が無かった中で、何かの病気などで、病院で看護師の方に男性器を見られて恥ずかしい思いをしたという方も存在します。
看護師の方が女性の場合には、特に包茎である男性は恥ずかしい思いをするでしょう。
病院などで入院をした方や、手術をした方で、尿の手伝いなどをしてもらった方は、これまで意識していなかった自分の包茎について、これからも見せる機会が出てしまうかもしれないと思い、包茎の治療を始めるという方も存在します。

結婚を考えたことをきっかけに

結婚がきっかけで包茎の治療をする方もいます。
これまで包茎であることに不便さを感じていなかった方も、これからずっと長く一緒にいるパートナーを決めたときに、パートナーのためにも包茎手術をするという方もいます。
これまでご紹介してきたように、包茎であることはパートナーにも影響を与えることがあり、これからずっと長く一緒にいるパートナーとは性生活も長期で続けていくことになるため、パートナーと良い性生活を続けていくためにも包茎の治療をはじめるという考えとなります。
包茎の治療をすることで、見た目の問題や、早漏の解消の可能性、性病リスクの軽減など、メリットが多くあるため、これから長く共にするパートナーに受け入れられることで包茎の治療も進めやすくなるでしょう。

老後の介護時に備えて

今後の老後に備えて包茎治療をするという方もいます。
それは、今後の老後生活の中で、介護される側になる立場では、自分自身で排尿ができなくなってくることで、介護士さんに手伝ってもらう機会が多くなります。
そのような時期が来る前に、事前に包茎治療をしておくことで、恥ずかしいという思いも少なくなるでしょう。
また、包茎であることで、ペニスに対して様々なリスクがあることや、これからさらに年を取っていくことで皮がたゆみ、包茎の度合いも大きくなっていくことも考えられるため、そのようなリスクも少なくしていくことができるでしょう。
性生活での影響や、性という意味での恥ずかしさはないものの、他の人に見られた時にどうみられたいかという部分で、包茎の治療をはじめるという方も少なくないはずです。

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