公開日:2020/10/26
最終更新日:2020/10/26

包茎手術、痛みはあるの?

投稿日:

人口の約7割は仮性包茎とされている日本。一般的なものになりつつあるとはいえ、実は皮の中は雑菌の温床です。免疫力のある30代までであれば気になることはほとんどないですが、加齢とともにその影響は現れていきます。亀頭炎、尿道炎はもちろん、パートナーの膣炎のリスクを高める要因にも。
けれど皮とは言え自分の陰茎の一部を切除すると考えると、手術を行うのには抵抗がある、なんて方も多いのではないでしょうか?本記事では、読者の皆様に正しい知識を身に着けていただき、よりよい選択をしていただくべく、包茎手術についてご紹介させていただきます。

Contents

そもそも包茎手術って何をするの?

おおよそ予想のついている方も多いとは思いますが、包茎手術とは余った皮を麻酔をかけて切除することがほとんどです。

ただ、単純に皮を切除するだけでは不自然な出来になってしまうので、事前に担当医の方が勃起時と平常時の陰茎の大きさや皮の伸び率などを計測します。その後、陰茎にマジックで描くなどして、切除する皮の位置を作図(デザイン)することで、跡が目立たない陰茎が完成します。

因みに、手術に伴って陰毛を剃ることはほとんどありません。陰茎に生えているものは場合によっては一部分剃ることはありますが、基本的な毛量は変わらないものと考えてOKです。

術中、術後の痛みは大丈夫?

先ほども書いた通り、包茎手術では当然麻酔を用いて使います。もちろん陰茎は人体でも最もデリケートな箇所ですから、麻酔の方法は様々な工夫が。きちんとした実績のあるクリニックで行えば、ほとんど痛みを感じることなく手術に臨めることでしょう。

では術後はというと、残念ながら麻酔が切れると痛みが出てくることもあるそうです。ただこちらに関しては誰でも予想できることですから、きちんと強い痛み止めもセットで処方されるので安心です。

それよりも、男性であれば誰しもが気になるのが亀頭の痛み。常に露出している状態は、最初は慣れないとは思います。むず痒かったり、痒かったり。その場合、極力ブリーフやボクサーパンツなどのピッタリとした下着で過ごすことで、自ずと慣れてくることでしょう。初めは違和感を感じたとしても常に露出している状態であれば、すぐに刺激に慣れていきます。脱包茎後は誰しもが通る道ですので、ある種の試練と考えて受け入れましょう。

気になる術後の影響

自分の大切な陰茎にメスを入れるわけですから、術後の影響は気になるところですよね。
結論からいうと、身体機能への影響は全くありません。
包茎手術はあくまで皮を切るだけのもの。陰茎の内部ではなく外見を整えるものなので、勃起は排尿などへの影響はありません。程度は大きく変わりますが、散髪をしても脳に影響が出ないことと同じようなものなのです。

実はハードルの低い包茎手術

包茎手術は、実は想像以上に簡単なものです。
クリニックにもよりますが、基本的には相談しに行った当日に手術を行うことが可能です。入院も不要ですし、翌日に会社や学校があっても問題なし。施術はどれだけ長くても全体で2時間程度です。通う必要もないので、周りにバレたくない方でも安心ですね。

さらに、施術には年齢制限もありません。未成年の方でも気になる場合は、保護者の同意があれば手術を行うこともできます。また加齢に伴う包茎が原因で発生する病気のリスクを取り除くために、高齢の方でも手術が可能。糖尿病などの病気を患っていても、事前に相談すれば手術ができるケースは多いです。

賢いクリニックの選び方

人生に一度だけの包茎手術。当然、やるのであればきちんとしたところでやりたいですよね。今はネット社会ですから、調べれば情報は幾らでも出てきます。その中で取捨選択の要となるのが、料金と実績。

特に料金は、初めは施術に50,000円が必要といっていたのに、後からどんどん額が追加され、最終的に数十万になるケースも存在しています。中には施術費用に広告費を上乗せしている病院も。これを避けるために、まずは診療前にきちんと料金を確認しておきましょう。完全定額制であるもの、またはHPに詳細な料金表が記載されているところであれば信用できます。

また、HPを覗く際は医師達の実績も確認しておくと良いでしょう。設備の整った病院であれば、プライバシー保護の観点から他の患者さんと会わないように工夫されているところもあるので、事前のリサーチは必ず欠かさないように気を付けましょう。

まとめ

包茎は、日本人男性であればほとんどが抱えている悩みです。異常なことではなく、極めて普通の現象。決して馬鹿にされて良いものではありません。
しかし、病気のリスクなどを考えれば、確かに実害のあるものではある、といえます。性行為においても早漏になりやすい、仮性であれば亀頭の刺激が気になって上手く射精することができないなど、包茎であるメリットはほとんど無いといえるでしょう。
何より大人になってからでは自然に治すのは難しいものですから、一度思い切って相談してみましょう。手術をするかどうかを決めるのは、専門の方のお話を聞いてからでも遅くないですからね。

-男性器の悩み
-, , , ,

執筆者:

最新記事

EDCARE