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公開日:2025/02/02
最終更新日:2025/02/02

間質由来因子-1(SDF1)の海綿体内注射は、陰茎における幹細胞のアップレギュレーションを増大させることで、神経損傷モデルにおける勃起不全を予防する。

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 間質由来因子-1(SDF1)の海綿体内注射は、陰茎における幹細胞のアップレギュレーションを増大させることで、神経損傷モデルにおける勃起不全を予防する。

間質由来因子-1(SDF1)の海綿体内注射は、陰茎における幹細胞のアップレギュレーションを増大させることで、神経損傷モデルにおける勃起不全を予防する。 (原題:083 Intracavernosal Injections of Stromal Derived Factor-1 (SDF1) Prevents Erectile Dysfunction in Nerve Injury Model by Increasing Stem Cell Upregulation in the Penis)
J. Liu, N. Sopko, H. Matsui, X. Liu, T. Bivalacqua
The Journal of Sexual Medicine, 第18巻、第1号補遺、2021年3月、S44ページ、https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2021.01.053
公開日:2021年3月1日
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/18/Supplement_1/S44/7021282?redirectedFrom=fulltext

はじめにおよび目的

間質由来因子-1(SDF1)は、幹細胞の活性化を促す強力なケモカインであり、内在性の血管新生促進作用、抗アポトーシス作用、神経栄養作用を有している。 われわれは以前、SDF1を陰茎に注射すると、両側海綿体神経損傷(BCNI)後の勃起機能が改善することを示した。 SDF1は、主要骨盤神経節(MPG)における神経突起の成長を促進し、神経栄養因子タンパク質の発現増加と関連している。本研究の目的は、BCNI後の発現アッセイを用いて、陰茎の形態と幹細胞経路の活性化に対するSDF-1の影響をさらに調査することである。

方法

Sprague Dawley系(350g)雄ラットに偽手術またはBCNIを実施した。BCNI手術当日から、SDF1 1μgまたは生理食塩水を1日1回、5回に分けて陰茎に注射した。偽手術動物には生理食塩水の陰茎注射のみを実施した。 BCNI から2週間後に動物を犠牲にし、陰茎組織を採取して分析した。 陰茎組織を抗α平滑筋アクチン(SMA)抗体で染色し、SMAの表面積の割合を比較した。 RNAを陰茎組織から単離し、幹細胞経路発現アッセイ(Qiagen、ドイツ)で分析し、偽手術動物と比較した。

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