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公開日:2025/02/23
最終更新日:2025/02/23

勃起不全およびペロニー病に対する血小板濃厚液注射:エビデンスの系統的レビュー

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勃起不全およびペロニー病に対する血小板濃厚液注射:エビデンスの系統的レビュー

勃起不全およびペロニー病に対する血小板濃厚液注射:エビデンスの系統的レビュー(原題:104 Platelet-rich plasma Injections for Erectile Dysfunction and Peyronie's Disease: A Systematic Review of Evidence)
The Journal of Sexual Medicine, Volume 18, Issue Supplement_1, March 2021, Page S55, https://doi.org/10.1016/j.jsxm.2021.01.123
公開日: 2021年3月1日
https://academic.oup.com/jsm/article-abstract/18/Supplement_1/S55/7021295?redirectedFrom=fulltext

Contents

はじめに

勃起不全(ED)およびペロニー病(PD)は、患者の生活の質(QoL)に影響を及ぼす衰弱性の疾患である。 血小板濃厚液(PRP)注射は、これらの疾患の治療に提案されているさまざまな新しいアプローチの一つである。

目的

EDおよびPDにおけるPRP注射の潜在的な役割の証拠を説明する。

方法

著者らは、2019年11月に以下のデータベースを使用して、PRISMA声明に従って系統的レビューを実施した:米国国立医学図書館(PubMed)、Ovid Medline、Cochrane、Scopus、Embase、Embase classic。EDおよびPDにおけるPRPの臨床研究および前臨床研究での使用に関する研究から抽出したキーワードを使用して検索を行った。

結果

18件の記事がレビューの対象基準を満たしており、その中にはヒトにおけるPRPの使用に関する12件の研究と、ラットにおけるPRPの使用に関する6件の研究が含まれていた。10件の研究ではEDにおけるPRPの効能について、7件の研究ではPDにおけるPRPの効能について、それぞれ報告されていた。また、1件の研究では両方の症状について報告されていた。ヒトを対象とした研究では、それぞれ6件と3件の研究でPDとEDにおける有望な結果が示されていた。重大な合併症は認められなかった。PDに関する研究では、軽度の陰茎のあざ、皮下出血、血腫、および90人の患者のうち2人に認められた一過性の低血圧など、望ましくない軽度の副作用が報告された。

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